2005年 09月 14日
エッツ。。。 |
さて、このお話は、ペニーさんと、動物達のお話です。ちょっと、困った問題児の動物達と、心優しい、貧乏なペニーさん。ペニーさんは、貧しいながらも、沢山の家族(動物)のために、毎日働きに出かけます。そんな中、動物達は、自分勝手に、おとなりさんの畑の作物を、むしゃむしゃ。それがなんと、お隣の雷じいさんにばれて、、、さあ、物語はここから大きく広がりを見せます。この、いたずらな動物達を追い出すか、雷じいさんに渡すか(渡してしまうとベーコンや肉にされてしまいます、、、)それとも、畑を耕し、牧草地をきれいにし、牛乳を毎日届けるか~とにかくペニーさんにとっては、どれも無理難題です。それを聞いていたなまけものの動物達は、ペニーさんのために、自分達のために、、、さあ~どうしたのでしょうね、、、。愛するものへの愛情や、優しさ、人として生きるための生きがい、そんなことを、ふと考えさせられる、そして尚、ほのぼのと心温まる一冊です。
秋の夜長、、、静かなひと時、素敵な絵本をめくりながら過ごしませんか?お勧めです。
「ペニーさん」
マリー・ホール・エッツ 作 絵 松岡 享子訳 徳間書店
by usakochan37
| 2005-09-14 22:29
| 絵本/子供の本