2006年 02月 21日
すずめ~☆ |
「こすずめのぼうけん」 ルース・エインズワース作 石井桃子訳 堀内誠一画 福音館書店
そろそろ、春の気配が感じられるようになりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?春~卒業や入学を控えている方にとっては、出会いや別れの季節でもありますね。一年って、とても早いものです。ほんとに、日々大事に過ごさないといけないなあと感じますね。
さて、春と言えば、旅立ちの季節~門出~。新しい生活を始める方もいらっしゃることでしょうね。この絵本は、まさにこすずめの巣立ちのお話です。長いこと、巣の中で、お母さんに守られて育ってきたこすずめが、ある日、お母さんに、飛びかたを教えてもらいます。ドキドキドキドキ...”今日はあの石垣の上まで行ったらおしまいよ。”とお母さんすずめ。ドキドキドキドキ...こすずめは巣のふちに立って、胸をそらせ、羽をパタパタパタ~!石垣の上~。でも、こすずめは、”石垣よりも、もっともっと遠くへ行ける!”と思うのです。そして~もっと、もっと、と飛ぶのが楽しくなります。しかし、次第に羽が痛くなってきて、どこかでとまって休もうとするのですが...ここからが、繰り返しのフレーズの面白い展開が続きます。にれの木に住むからす、ひいらぎの木に住むやまばと、木のうろにいたふくろう~次々に休ませて欲しいとお願いするのですが、、、どこへ行っても、仲間ではなくお断り。次第に暗くなって、心細くなったこすずめの前に現れたのは...もうおわかりでしょうか?
ちょっと、成長したこすずめの、自分勝手な冒険。そこには、思いもよらない危険も一杯です。でも、ちょっぴり不安になったこすずめを、最後には暖かく包むお母さん。繰り返しのフレーズがとても心地よく、耳に馴染み、最後にはほっとして優しい気持ちになれる、素敵なお話だと思います。春になると思い出す絵本~それが、この、「こすずめのぼうけん」です。ちょうどブログを始めた一年前にも、小学校の本読みで使ったことを、ちらっと記事にしたことがあります。またまた~ですが、是非ともお勧めの一冊なので、ご紹介です。
ところで、先日実家にて、竹に、とまっている、仲良しのすずめちゃんを見つけたのでパチリ。身体は縦向きですが、足だけしっかりと横向きで、ささを握り締めて、ゆらんゆらんととまっていました。(分かります?)ちゅんちゅんちゅんって、すずめってとっても可愛いですね^^
そろそろ、春の気配が感じられるようになりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?春~卒業や入学を控えている方にとっては、出会いや別れの季節でもありますね。一年って、とても早いものです。ほんとに、日々大事に過ごさないといけないなあと感じますね。
さて、春と言えば、旅立ちの季節~門出~。新しい生活を始める方もいらっしゃることでしょうね。この絵本は、まさにこすずめの巣立ちのお話です。長いこと、巣の中で、お母さんに守られて育ってきたこすずめが、ある日、お母さんに、飛びかたを教えてもらいます。ドキドキドキドキ...”今日はあの石垣の上まで行ったらおしまいよ。”とお母さんすずめ。ドキドキドキドキ...こすずめは巣のふちに立って、胸をそらせ、羽をパタパタパタ~!石垣の上~。でも、こすずめは、”石垣よりも、もっともっと遠くへ行ける!”と思うのです。そして~もっと、もっと、と飛ぶのが楽しくなります。しかし、次第に羽が痛くなってきて、どこかでとまって休もうとするのですが...ここからが、繰り返しのフレーズの面白い展開が続きます。にれの木に住むからす、ひいらぎの木に住むやまばと、木のうろにいたふくろう~次々に休ませて欲しいとお願いするのですが、、、どこへ行っても、仲間ではなくお断り。次第に暗くなって、心細くなったこすずめの前に現れたのは...もうおわかりでしょうか?
ちょっと、成長したこすずめの、自分勝手な冒険。そこには、思いもよらない危険も一杯です。でも、ちょっぴり不安になったこすずめを、最後には暖かく包むお母さん。繰り返しのフレーズがとても心地よく、耳に馴染み、最後にはほっとして優しい気持ちになれる、素敵なお話だと思います。春になると思い出す絵本~それが、この、「こすずめのぼうけん」です。ちょうどブログを始めた一年前にも、小学校の本読みで使ったことを、ちらっと記事にしたことがあります。またまた~ですが、是非ともお勧めの一冊なので、ご紹介です。
ところで、先日実家にて、竹に、とまっている、仲良しのすずめちゃんを見つけたのでパチリ。身体は縦向きですが、足だけしっかりと横向きで、ささを握り締めて、ゆらんゆらんととまっていました。(分かります?)ちゅんちゅんちゅんって、すずめってとっても可愛いですね^^
by usakochan37
| 2006-02-21 14:11
| 絵本/子供の本