2007年 03月 06日
いよいよ今年度も終わりに近づきましたね... |
先週の、朝の本読み(3年生)のご紹介です。どうも、季節感とか、その学年にあったとか、そういうお話を...と思うものの、なかなかこれといった本を見つけられず、ちぐはぐになっている気がしています。本選び、難しいですね^^
~「版画 のはらうた」 くどうなおことのはらのみんな 詩 / ほてはまたかし 画 童話屋
~「のはらうた」 くどうなおこ作(くどうなおことのはらのみんな) 島田光雄 画 童話屋
この中より詩を抜粋~
さて、まずは、こちら。以前にも、数枚ご紹介したことがありますが、工藤直子詩集「のはらうた」より、いくつか登場する、”てんてんてんのうた”を抜粋して作ったパネルです。
”てんてんてん なんじゃらほい”という言葉を投げかけて、パネルの”てんてんてん”を見せ、子供たちにしばし考える間を。そして、続きの詩を読み上げるのですが、その前に、透明のアクリルボードをめくって、”てんてんてんのたねあかし”をします。予想通りだったり、え~っというものもあったりで、参加型のパネルです。「のはらうた」という題名どおり、野原の生き物達が登場します。まずはこちらでリラックス~^^
その次に、ストーリーテリングで、グリムの昔話「おいしいおかゆ」(おはなしのろうそく①より)をお話しました。こちらは、5分ほどの短いお話で、小さい子から、大きい子まで、幅広く楽しめるお話だと思います。お話しは~貧乏だけど気立ての良い女の子が住んでいるのですが、あるとき食べるものがなくなって森へ食べるものを探しに出かけます。すると、なぜか事情を良く知るおばあさんが、小さなお鍋を一つくれるのです。さて、このお鍋、「小さなお鍋やにておくれ」というと美味しいおかゆを煮てくれて、「小さなお鍋ややめとくれ」というと、煮るのをやめるという魔法のお鍋でした。さあ~て、ある日...女の子がいない時、お母さんが「小さなお鍋や煮ておくれ」というと、お鍋はやっぱり美味しいおかゆを煮てくれましたが、お母さんは煮るのをやめてもらう言葉を知らなかったのです。そこで、お鍋はいつまでもいつまでもおかゆを煮続けて...あらまあ大変!町中がおかゆでいっぱいに!!さてさて、その後は、読んでのお楽しみ♪結末が途中の盛り上がりに対し、どうも物足りない気がするので、そこを丁寧に語るよう心がけました。おかゆがい~っぱいになるところは、子供たち皆、想像の世界で、それぞれ楽しんでくれていたようです^^
「どうながのプレッツェル」 マーグレット・レイ ぶん/ H・Aレイ え/ わたなべしげお やく/福音館書店
さてさて、最後は、先日ご紹介した、絵本「どうながのプレッツェル」です。こちらの絵本、出だしが”5月のある日”となっているため、どうも5月に読みたい絵本ですが、気にしないことにして(いい加減ですみません^^;)読むことにしました。最近子供たちの間で、”だれだれちゃんはだれだれちゃんのことが好き~”なんてことを、耳にする機会が多々あったので、選んでみました。でも、子供たちがうけていたのは、やはりグレタちゃんが骨だけ貰って知らん顔辺りですね。男の子を中心に、「ひで~~(ひどい)」とか言う声が聞こえました(笑)
さあて、いよいよ今学期、今年度も終わりに近づきました。心に届く絵本選びをと思ってきましたが、なかなか難しいものですね。子供たちが、少しでも楽しかったと思ってくれてることを願うばかりです。
~「版画 のはらうた」 くどうなおことのはらのみんな 詩 / ほてはまたかし 画 童話屋
~「のはらうた」 くどうなおこ作(くどうなおことのはらのみんな) 島田光雄 画 童話屋
この中より詩を抜粋~
さて、まずは、こちら。以前にも、数枚ご紹介したことがありますが、工藤直子詩集「のはらうた」より、いくつか登場する、”てんてんてんのうた”を抜粋して作ったパネルです。
”てんてんてん なんじゃらほい”という言葉を投げかけて、パネルの”てんてんてん”を見せ、子供たちにしばし考える間を。そして、続きの詩を読み上げるのですが、その前に、透明のアクリルボードをめくって、”てんてんてんのたねあかし”をします。予想通りだったり、え~っというものもあったりで、参加型のパネルです。「のはらうた」という題名どおり、野原の生き物達が登場します。まずはこちらでリラックス~^^
その次に、ストーリーテリングで、グリムの昔話「おいしいおかゆ」(おはなしのろうそく①より)をお話しました。こちらは、5分ほどの短いお話で、小さい子から、大きい子まで、幅広く楽しめるお話だと思います。お話しは~貧乏だけど気立ての良い女の子が住んでいるのですが、あるとき食べるものがなくなって森へ食べるものを探しに出かけます。すると、なぜか事情を良く知るおばあさんが、小さなお鍋を一つくれるのです。さて、このお鍋、「小さなお鍋やにておくれ」というと美味しいおかゆを煮てくれて、「小さなお鍋ややめとくれ」というと、煮るのをやめるという魔法のお鍋でした。さあ~て、ある日...女の子がいない時、お母さんが「小さなお鍋や煮ておくれ」というと、お鍋はやっぱり美味しいおかゆを煮てくれましたが、お母さんは煮るのをやめてもらう言葉を知らなかったのです。そこで、お鍋はいつまでもいつまでもおかゆを煮続けて...あらまあ大変!町中がおかゆでいっぱいに!!さてさて、その後は、読んでのお楽しみ♪結末が途中の盛り上がりに対し、どうも物足りない気がするので、そこを丁寧に語るよう心がけました。おかゆがい~っぱいになるところは、子供たち皆、想像の世界で、それぞれ楽しんでくれていたようです^^
「どうながのプレッツェル」 マーグレット・レイ ぶん/ H・Aレイ え/ わたなべしげお やく/福音館書店
さてさて、最後は、先日ご紹介した、絵本「どうながのプレッツェル」です。こちらの絵本、出だしが”5月のある日”となっているため、どうも5月に読みたい絵本ですが、気にしないことにして(いい加減ですみません^^;)読むことにしました。最近子供たちの間で、”だれだれちゃんはだれだれちゃんのことが好き~”なんてことを、耳にする機会が多々あったので、選んでみました。でも、子供たちがうけていたのは、やはりグレタちゃんが骨だけ貰って知らん顔辺りですね。男の子を中心に、「ひで~~(ひどい)」とか言う声が聞こえました(笑)
さあて、いよいよ今学期、今年度も終わりに近づきました。心に届く絵本選びをと思ってきましたが、なかなか難しいものですね。子供たちが、少しでも楽しかったと思ってくれてることを願うばかりです。
by usakochan37
| 2007-03-06 15:44
| 絵本/子供の本